人間環境大学

Department of Environmental Information

総合環境学部 環境情報学科

松山道後キャンパス

たった一つパソコン
世界える。

FEATURES 学びの特徴

日本初!カリキュラムの
9割近くが演習型授業。
FEATURE
①プログラミング②WEB技術
③データベース④ソフトウェア工学を学ぶ

ソフトウェア開発を
深く学べるカリキュラム

Googleの検索サービス、Amazonのようなショッピングサイト、またSNSやChatGPTのようなAI機能を備えたアプリなどを作ることになると、①プログラミング ②WEB技術 ③データベース ④ソフトウェア工学の4つを学ぶ必要がありますが、これらをバランスよく学べる大学や専門学校は、残念ながらどこにもありません。他の大学はたとえ工学部に入ってもこれら全体の2割くらいしか学べません。本学では、同じ4年間4分野の学習について他大学と比較しても2倍から10倍の時間を確保して、理系・文系問わず、初学者であっても、わかるまで学べる、やりたい勉強が好きなだけ学べるカリキュラムになっています。

ソフトウェアエンジニアへの
確かな進路を切り開く。
FEATURE
実際にアプリを作り動かす授業

学んだその場で試せる
授業が進路を切りひらく

必要な勉強は、得てして難しくて、なかなか身につかない。先生の言うことを聴いてその時にはわかっていたつもりでも一日もするとすぐ忘れてしまう。覚えることがたくさんあると余計につまらない授業になります。本学科では、ネットに繋がった、一人一台のいつでもどこでも使えるノートパソコンを授業中にもずっと使う環境で学習します。先生の話した内容を単に聴いて覚えるのではなく、実際に駆使し、試しながらアプリを作り、動かす授業が授業全体の大半を占めています。「習う」→「試す(身についていないところはどこかを発見する)」→「全体を理解し、定着させる」という仕方で、上の四分野の授業のすべてが構成されていますので、安心して自分の進路を切りひらくことができます。

将来は、自由なスタイルで仕事を。
目指すIT業界は高収入を期待。
FEATURE
パソコン一つで仕事ができる

自分のライフスタイルを崩すことなく高収入が期待できる

ソフトウェア業界は国の調査でも「コロナ禍」以降、全製造業中もっとも成長が見込める業界とされています。パソコンひとつでソフトウェア製品の開発が行えるため、企業の大小、伝統に関係なく、利益率も給与水準も高い分野です。
また新しい業態であるため自由な社風の会社も多く、服装や仕事のスタイルも緩やかな分野です。営業職と違って在宅勤務でこなせる仕事も多く、自分のライフスタイルに合った仕事の仕方を選べる分、女性にも適した分野です。

目指せる資格

  • プロジェクトマネージャ試験
  • データベーススペシャリスト試験
  • ネットワークスペシャリスト試験
  • システムアーキテクト試験
  • エンベデッドシステム
    スペシャリスト試験
  • ITストラテジスト試験
  • ITサービスマネージャ試験
  • 情報処理安全確保支援士試験
  • 情報セキュリティ
    マネジメント試験
  • 応用情報技術者試験
  • 基本情報技術者試験

目指せる進路

  • 海外・国内大手IT企業
  • 大手ネットサービス企業
  • スマートフォンアプリ開発企業
  • 金融系を含めた一般企業のシステム部門
  • 新聞社・放送局IT部門
  • 広告代理店IT部門
  • 大手メーカーIT部門および
    データ分析・マーケティング部門
  • 公務員(IT系技術職)
  • 国立・私立大学法人
    (IT系技術職、IR部門)
  • 大学院進学

MESSAGE

請園正敏 教授(環境情報学科長)

 この度新設する環境情報学科は、LINEやInstagramなどのアプリを開発する人を育成する学科です。我々は、アプリ開発に必須の4つの技術(プログラミング技術、Web技術、データベース技術、大規模ソフトウェア開発技術)に着目し、通常の大学教育で割り当てる電子回路などのほかの授業時間を削減し、アプリ開発技術習得に授業時間の大半を割り当てました。さらに、授業は教師とともに開発をする演習とし、教師陣は実務家とデータサイエンティストを全国から集めました。

 LINEの開発、ロケットや自動車の制御ソフトの開発をしてきた実務家からは「今」企業で求められている具体的なアプリ開発技術を通して、データサイエンティストからは「今」活用されているAIを通して、情報学の「未来」を伝えます。

 DX人材を育成し、地域社会に貢献してまいります。是非ご期待ください。

SPECIALIST

ソフトウェア開発分野で
日本を代表する
深澤良彰先生を学部長に、

米IEEE世界コンピュータ会議会長
鷲崎弘宣先生を顧問に。

環境情報学科
『世界』かす。

ENTRANCE EXAM さまざまな入試制度

あなたの意欲を評価します!

出願開始 11/8(金) 1/4(土)
試験日 III
2024/12/7(土)
試験日 IV
2025/2/23(日)

出願期間 試験場

※詳細は入学試験要項をご確認ください。

ポイント

  • 入学金全額(20万円)、授業料等から年間20万円(最長4年間)を免除!
  • 一人暮らしをする方には、奨学金として年間12万円の住宅費を補助
  • 選抜方法は、①入学志望理由書 ②テーマ作文 ③面接 ④調査書 等

※各年次に減免を継続するための審査があります

授業料等免除のチャンス!併願可

出願開始 11/8(金)
試験日
2025/12/7(土)
出願期間

2024/11/8(金)11/26(火)

試験場

本学(松山)・福岡・高知・岡山
本学(大府)・本学(岡崎)・静岡・沖縄

※消印有効

ポイント

  • 特別奨学生A 授業料全額相当額免除(最長4年間)
  • 特別奨学生B 授業料全額相当額免除(最長4年間)
  • 一般入試免除合格

    一般入試合格者と同等、もしくはそれ以上の学力を有すると認められた受験者に合格を通知

※各年次に減免を継続するための審査があります

出願がさらに便利に!

出願開始 1/4(土)3/4(火)
試験日 I
2025/2/2(日)2/6(木)
試験日 II
2025/2/23(日)
試験日 III
2025/3/10(月)
試験日 IV
2025/3/24(月)

出願期間 試験場

※詳細は入学試験要項をご確認ください。

ポイント

  • 特別奨学生B 授業料全額相当額免除(最長4年間)
  • 2月2日(日)は全国8会場で受験できます!

    本学(松山道後)・福岡・高知・岡山
    本学(岡崎)・本学(大府)・浜松・東京

  • Ⅱ期・Ⅲ期は得意教科でチャレンジできます!

※各年次に減免を継続するための審査があります

環境情報学科を志望する女子を募集します

出願開始 1/4(土)
試験日
2025/2/2(日)・2/6(木)
出願期間

2025/1/4(土)~1/22(水)

試験場

本学(松山道後)

※消印有効

ポイント

  • 女子スカラシップ合格者には、授業料等から年間20万円を減免!
  • 成績優秀者を「特別奨学生B」に選抜!
  • 一般入試合格者も選抜!

※各年次に減免を継続するための審査があります

大学入学共通テスト利用入試、他
詳しくは入試情報ページをご確認ください

2025年度入試の出願受付は終了しました。

Q&A よくある質問

この先、本当に必要な人材とは?
安心出来る生き方とは?

皆さんは大卒後の人生をどのように描いているでしょうか。文系大学生の場合、民間企業に就職すると、商品やサービスを販売する営業職からキャリアをスタートさせることが多いと言われています。金融機関でもメーカーでもそうです。営業職とは、毎週・毎月の売上ノルマを抱え、顧客と交渉しながら商品やサービスを買ってもらう仕事です。しかし、最近の若者は顧客と緊張感のあるコミュニケーションが続く営業職を好まない傾向にあると言われています。代わって人気なのがエンジニア職です。エンジニア職ならば、自分の技術を磨くことに集中していれば安定したキャリアを築けるからです。技術があれば転職も容易です。エンジニア職であれば、顧客等との対人関係にわずらわされない安定感、安心感のある生き方を選びやすくなります。

エンジニア職にもたくさんの種類があります。自動車のエンジンを設計するのもエンジニア、大きなビルを設計するのもエンジニアです。多くの産業分野で様々なエンジニアが働いていますが、今もっとも注目されているのが、ソフトウェアを産み出すソフトウェアエンジニアです。
世界にGAFAMと呼ばれる企業群があります。Google、Apple、旧Facebook(現Meta)、Amazon、Microsoftの5社を指す言葉です。今時この5社を知らないひとはあまりいないでしょう。Googleは「ググれ」の語源にもなった検索システムで、AppleはMacやiPad・iPhone等で、Facebookは社会人向けSNSアプリで、Amazonはオンラインショッピングシステムで、MicrosoftはWindowsやWord・Excelで有名です。
これら5社は、それぞれ時代を画する革新的なソフトウェアを世に生み出し、その結果、莫大な資産と世界影響力を築き上げてきました。2021年には、このうちのMicrosoftを除く4社の株式総額だけで約770兆円に達し、日本の主要企業約4,000社の株式総額約700兆円を追い抜いてしまいました。たった4社で約4,000社分を追い抜くのですから、ソフトウェアを産み出す力がどれほどの経済影響力をもっているかがわかります。

日本が将来も豊かな国であり続けるために、このGAFAMに追いつき追い越せるようなソフトウェアエンジニアの出現が日本でも期待されています。それは大変なことのように聞こえるかもしれませんがそうでもないのです。Googleが世界的に有名になったのはGoogle検索システムというたったひとつのソフトウェアからです。
Amazonもオンラインショッピングシステムというたったひとつのソフトウェアから大躍進しました。
まずはたったひとつ、世の中を変えるソフトウェアを作れればよいのです。しかも、ソフトウェアを作るのに大きな工場や設備は必要ありません。ノートパソコン1台とアイデアと技術さえあればよいのです。世界を変えるソフトウェアを自分の手で作り出したい。その想いこそが一番大切です。

環境情報学科の学生は、国内外の大手ソフトウェア開発企業にソフトウェアエンジニアとして就職します。海外大手のGoogle、Apple、Amazonを目指す学生もいれば、国内大手人気企業のNTTデータ、楽天、富士通、Yahoo!を目指す学生もいると思います。あるいは、自分で会社を興し、スマートフォンアプリを次々販売する学生もいると思います。
一般の文系大学生だと、ソフトウェア開発企業に就職できたとしても、通常は営業職に配置されるか、半年程度のプログラミング研修を経てソフトウェアエンジニア職に配置されるかのどちらかです。後者の場合、研修中に脱落し退職してしまうことも少なくありません。研修といっても学生ではなく社員の立場ですから学校のようには面倒を見てもらえません。しかし、環境情報学科の学生は一般的な工学部情報系学科大学生を上回る高いソフトウェア開発技術を在学中に修得していますので、就職当初から安心してソフトウェアエンジニアとして仕事に励むことができます。企業によっては、同期の他大卒業者に指導する研修講師を任される可能性もあります。それほど環境情報学科での学びは実践的で密度の高いものなのです。

この先、情報系の学びとは?

ソフトウェアを作るには、「プログラムを書く」、「プログラミング」という技術を修得する必要があります。そう聞くととても難しく、とくに文系大学生には高校の理科や数学から勉強をやりなおさなければならないように聞こえるかもしれません。
しかし、昭和時代のプログラムとは異なり、現代の最新技術を用いたプログラムほど、電気・電子・数学の専門知識は不要です。むしろプログラミング技術の歴史は、電気・電子・数学の専門知識を不要とし、人間の自由な発想と思考だけでソフトウェアを作れるように発展してきたものです。理系の受験勉強を経ないとプログラミングを学べないという発想は、むしろ昭和当時の古くさい技術にもとづく偏見に過ぎません。

環境情報学科では授業だけが学びの時間ではありません。画期的なソフトウェアや斬新な手法のアイデアは、授業時間外の、同級生とのおしゃべりや共同作業の時間のなかで不意に頭にひらめいたり、発見できたりするものです。そのような時間を過ごすには、机が整然と並んだ教室では一箇所に集まりにくかったり、周りにオープンすぎたりして具合がよくありません。
環境情報学科では、少人数で集まりながら、めいめいノートパソコンを広げ、大型モニター、ホワイトボード、プリンター等の機材を用いて、意見を出し合ったり、共同でソフトウェアを開発したりするための「フリーワーキングスペース」という空間が校内に何箇所も用意されています。放課後や休み時間に自由に利用することができ、学園祭等で発表するソフトウェア作品、就職活動で企業にアピールするためのソフトウェア作品、アルバイトでIT企業から開発を任されたソフトウェア製品の開発を仲間といっしょに進めることができます。
こういった創造的な環境のなかで学びを重ねられることが将来の人気アプリを生み出す原動力となります。

環境情報学科では、一週あたり9時間のプログラム言語Java(ジャバ)の授業を始め、一週あたり3時間以上の多時間科目ががカリキュラムにたくさん用意されています。しかも、基礎科目はわずか20人の少人数クラスです。一般的な工学部情報系学科ではプログラミング科目でさえ一週あたり1.5時間、40人程度の科目が大半ですから環境情報学科の授業がいかに手厚いかがわかります。
もちろん、環境情報学科の多時間・少人数制には理由があります。参考として愛媛県県立高校の数学の授業を取りあげてみます。一年次一学期の数学ⅠAの授業は、通常40人のクラスで、一週あたり50分授業が5回、合計4.2時間あります。この4.2時間は、誰もが数学ⅠAをマスターできるほど十分な時間とは言い切れないと思います。授業についていけず、塾や予備校に通うひともいるでしょう。
高校の数学でさえ一週あたり4.2時間の授業ではマスターするのに十分とは言い切れないのですから、初めて学ぶ本格的なプログラミングの授業が一週あたり1.5時間で足りるはずがありません。しかも、高校の勉強のように、苦手科目は塾や予備校でなんとかしようと思っても、大学の授業を補習してくれる塾や予備校がありません。
したがって、プログラム言語Javaの授業を始め、環境情報学科が多時間・少人数制授業を重視するのは、単なるこだわりではなく、大学の授業だけで自力でソフトウェアを設計、開発するだけの実力を養成するには、どのくらいの授業時間が必要で、何人程度のクラスが適切かを緻密に計算した結果です。
環境情報学科では、一般的な大学工学部情報系学科よりも高等学校よりも手厚い多時間・少人数制授業により、プログラム言語Javaを含むソフトウェア開発技術を4年間で確実に修得することができます。

環境情報学科のカリキュラムには、多時間授業の他に演習型授業という大きな特長があります。一般的な工学部情報系学科のように講義だけの授業は専門科目ではほとんど存在しません。
ソフトウェア技術は、知ることと作ることの融合から生み出されるものです。知識があってもソフトウェアを作れなくては意味がなく、知識なしにやみくもにソフトウェアを作れても不具合や非効率を招き危険です。だから、知ることと作ることの融合が大切なのです。
それを授業で再現するには、知識を学ぶ、学んだ知識にもとづいて実際にソフトウェアを作ってみる、作ったものを知識と照らし合わせて確認してみるという試行錯誤のプロセスが必要です。これを実現するのが演習型の授業なのです。
講義型の授業だと知識を学んだところで終わってしまいます。数学の授業にたとえると、公式は教えた、あとは自分で練習しなさいというのが講義型の授業です。それでは実際にソフトウェアを作れるようになる保証はありません。演習型の授業だけが、知って、作って、確認するという試行錯誤のプロセスを授業の中で再現し、知ることと作ることを一つに合わせることができます。これにより、知識に裏打ちされた、品質の高いソフトウェア製品を効率的に開発する実践的な技術力を誰もが身につけられるようになります。

もっと知りたい!環境情報学科

「情報」=「コンピュータ・理系」と考えてしまうかもしれませんが、環境情報学科は文理融合の学科なので、文系、理系どちらの生徒でも受験することができます。

初年度学生納付金が133万円で、情報系の学科としては非常に安価です。さらに、9月から実施する「ふるさと愛媛特別選抜試験〔専願型〕」を受験し合格した場合には、入学金20万円が全額免除され、授業料等から年間20万円(最長4年間)が減免されますので初年度学生納付金は93万円となります。

総合型選抜や学校推薦型選抜の他に、1 2月に「特別奨学生選抜試験」を実施します。特別奨学生Aに選抜された場合の初年度学生納付金は63万円(授業料等から年間70万円減免、4年間で280万円減免。)、特別奨学生Bに選抜された場合の初年度学生納付金は98万円(授業料等から年間3 5 万円減免、4 年間で140万円減免。)となります。授業料等の学費減免は、最長4年間継続することができます。(各年次における継続審査があります。)

オープンキャンパスでは、本学と提携をしている地元の不動産業者さんに相談できるブースがあります。また、オープンキャンパス参加時に無料で宿泊体験や交通費補助が受けられる制度があります。さらに、「ふるさと愛媛特別選抜試験」で合格し入学後一人暮らしをする方を対象に奨学金として年間12万円の住宅費を補助します。

教員が勉強のことはもちろん、学生生活や就職・進路のことなど、いつでも悩みを相談できる手厚いサポート体制のことです。環境情報学科の場合は、教員1名が1学年あたり5名の学生を担任として受け持ちます。