2016/11/17 その他
11/5(土)、今年度より本学と高大連携に関する教育提携を締結している啓明学館高等学校の大学見学会を岡崎キャンパスにて開催することが出来ました!!
大学見学会では、大学概要説明、人間環境学部概要説明、心理学科・環境科学科に
分かれての模擬授業、施設・設備見学、学食ランチ体験と内容盛りだくさんで
本学を満喫していただきました。
その中から、特に生徒のみなさんから好評だった各学科の模擬講義を紹介します。
心理学科の模擬講義のひとつでは基礎心理学分野の「視覚」について学び、上下や左右が逆転して見える「逆さめがね」をつけた状態で積み木を3つ積み上げるという作業を行いました。
皆さん「逆さめがね」を着けない状態では3~4秒もあれば出来る作業に1分以上かかるなど大変苦戦されていました。(中には逆さめがめを付けても10秒ほどで課題を達成してしまう方もいらっしゃいましたが・・・!)
↑目の前の積み木に触れることすら困難! ↑手探りでなんとか触れることに成功!!
私も皆さんと一緒にチャレンジさせて頂いたのですが、自分の目の前にある積み木とは全然違う方向に手を伸ばしてしまい、すっかり皆さんに笑われてしまいました!
私たちはものを見る時に目で光という刺激を受容していますが、実際には脳の機能により知覚することができています。逆さめがねによって情報を処理する脳が混乱してしまうと、普段当たり前のように行っている簡単な作業すら出来なくなってしまうことを体験することが出来ました!
また環境科学科の模擬講義のひとつでは、「物質循環」についての学びのなかで土の役割を知るために水の分析を行いました!
土には物質を吸収する「緩衝能」と物質を排出する「供給能」があり、これらの機能により水を採取する場所によって含まれる成分が変わってくるということが分かりました!
心理学科も環境科学科も学びのテーマは常に私たちの身の回りにある「当たり前」のことですが、改めてそこに目を向けて学問として学んでみると非常に奥が深く、次々と疑問が沸いてくる大学の学びに魅力を感じて頂けたのではないでしょうか!
参加された皆さんからは、「緑がとっても豊かで良いと思いました」、「大学の様子がよくわかり、周りが自然いっぱいで良かったです」、「授業体験がとても楽しかったですし、心理学に興味を持ちました」、「水の実験も面白かったです」、「ランチおいしかったです」など、嬉しい感想をいただきました。
この経験が大学進学への意識向上に繋がれば嬉しく思います!