2016/09/23 その他
本学では、「戦略的大学連携事業における相互利用科目単位相互換履修制度」があります。
人間環境大学を代表校として、学部・学科の名称に「環境」を含む4つの大学(人間環境大学・京都学園大学・公立鳥取環境大学・豊橋科学技術大学)が連携した取り組みです。
今回は、北海道大学の和歌山研究林で行われた共同フィールドワークのレポートが届きました!
ぜひ、ご覧ください。
初日の9月6日は移動日.各大学から北海道大学和歌山研究林へ.
その夜はガイダンス.
翌日7日から実習開始.実習1日目は林業体験実習.朝はラジオ体操からスタート.
毎木調査
昼食は豪雨の中...
学生自ら火を起こして...
カレーライス.
午後は雨がひどくなったため,研究林の事務所にて木工細工や木材加工の見学.
実習2日目は,森林管理による環境の変化を検討するために,水質測定と土壌生物の採取.
グループによっては山道をひたすら歩き続けてサンプリング地点へ.
土壌採取は簡易法で.
(雨も降っているので)現地での水質測定は分担して手際よく.
苦労(?)を共にした仲間達.
和歌山研究林の職人様お手製の即席ツルグレン装置
採水して研究林から持ち帰ってきた試料の硬度とアルカリ度を測定
現地と同様に分担をして手際よく.気づけば天気は晴れ.
ツルグレン法で抽出された土壌生物の観察
翌朝には実習2日目の成果をグループ別で発表.さて,どうしましょうか.
研究林の職員さんの多くも発表を聞きに来て下さり,発表する側は緊張もするし,睡眠不足だしと,プチパニックを起こしている人もいたでしょうが,なんとか成果発表をやり遂げてくれました.結果をまとめる時間の確保や,発表課題の内容等,実施側としても振り返るべき課題がありましたが,大きな怪我や体調を崩す学生もおらず,無事に実習を終了することができました.