2020/12/22 看護学部 看護学科
今年度は、5名の学生が受講した選択強化プログラム〔がん看護〕の授業が今年も終了しました。3年生前期の選抜試験を合格した学生と一緒に、4年生の前期から「がん看護援助論」、「がん看護技術論」、「がん看護学外演習」の科目でがん看護について学んできました。授業や学外演習を通して、「看護観が変わった」と目をきらきらさせていた学生もいました。後期開講の「がん看護演習」では、がん患者と家族の難しい事例を通して、意思決定支援や倫理的な問題の解決、患者の全人的苦痛への緩和ケア、家族へのケアなどについて考えました。前期の授業で学んだことに加え、さらに各自が調べた知識や情報を発表し、様々な視点からの看護援助について活発なディスカッションを行いました。写真は、皆で真剣に考えている様子です。それぞれの学生が自分の意見をしっかりと発表し、とても有意義な授業になりました。4年生の授業で、実習や看護研究、就職活動、国家試験の勉強などで大変だったと思いますが、最後まで全員よく頑張ったと思います。
(加藤(亜))