2020/07/15 看護学部 看護学科
今回は、人間環境大学看護学部の在宅看護学実習についてご紹介いたします。本年度は、新型コロナウィルス感染症のため様々な制約と特に厳重な感染予防対策の下、学内外の皆様のご協力により学生が学べる機会を設けていただいております。
実習では、「楽しい在宅生活」を実現させるために、心身の状況・日々の生活行動について綿密にアセスメントを行い、療養者様とご家族の暮らし方やセルフケアの方法を第一に尊重する看護実践と、看護師としてのアセスメント力を発揮し医療福祉専門職と情報共有を行うことの重要性や、多職種連携の実際について学びます。
ALS(筋萎縮性側索硬化症)のために人工呼吸器を使用している方が多く入居されている「住居型有料老人ホームななみの家」では、入居者様と指導看護師にご指導いただきながら実習を展開し、最終日にはお楽しみ会を開催させていただきました。療養者の皆さんが、安全に安心して楽しく参加できる会にしようと、学生たちは案を練り奮闘していたようです。写真は、ジェスチャーゲームに参加した療養者様が文字盤で回答している様子です。
(看護学部 肥後)