2020/02/04 看護学部 看護学科
人間環境大学看護学部大府キャンパスは、地域環境と共存している大学です。今回は、大府キャンパスをくるりと1周をPick Up ! します。
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大府駅西口からキャンパスにむかうと、鞍流瀬(くらながせ)川がみえ、江端大橋がかかっています。写真は、江端大橋北側の鞍流瀬川内に設置された飛び石。この飛び石は、水に親しみ、目で楽しみながらウォーキングができるよう大府市が2019年3月下旬に設置しました。
この日も水のきれいさに感嘆し、親子が飛び石で遊んだり、朝からウォークラリーを楽しむ10数名ほどのご年配のグループが飛び石を渡り記念写真を撮る姿がありました。人が集まる場所は、安全で安心な環境といえます。
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キャンパスは、大府市の調整池に地盤を建てて、調整池を活かした建築です。川の水が氾濫しそうになった時の調整池、災害時や農業用の調整池。私たちの生活に大切な水の恵みとともに大学が在ります。
シラサギやカモたちが、羽を休めに来ます。調整池の周囲は、市民の笑顔や挨拶がたえず、ウォーキングやランニングのコースとこどもも安心して遊ぶことができる「ふれあいの道」になっています。ふと目をむけると、長い年月この周囲を見守ってきた自然がそのまま残されています。こういった自然が残っているからこそ、環境破壊がされていません。
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キャンパスの周りの道は、市民の生活道路であり、大学は地域に溶け込んでおり、キャンパスの色も地域に溶け込んでいます。多くの大学は、キャンパス内に自然がありますが、大府キャンパスは自然の中に大学が在ります。川から住宅まで、「連続した環境」が残る地域環境が守られています。
敷地面積が狭くても、周囲の地域環境と協和した中で学ぶことができます。
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人間環境大学大府キャンパスは、塀がなく、360度地域と隔たりがない環境のオープンなキャンパス。地域環境との調和がとれた大学、地域環境や自然と共存することができている大学なのです。
(看護学部 深谷久子)