基礎看護学実習Ⅱは、2年生が実際の患者さんを1名受け持たせていただいて行う実習です。初めて患者さんとコミュニケーションをとり、フィジカルアセスメントを行い、生活援助に関するケアを実施させていただきました。本日は最終日の報告会が学内で開催されました。実習施設から10名の指導者さんが出席されて、2週間の学びを報告し、意見交換しました。最後に指導者さんから講評をいただき、充実した実習であったことが伝わる良い報告会でした。基礎看護学の教員にとってこの基礎看護学実習Ⅱは1/２修了式のような気持ちがするのです。なぜならば、1年生の前期からずっとかかわってきた学生たちがこの実習を終えると3年生になり、基礎看護学の科目が4年生までないのです。基礎看護学の教員は、入学時より大人になった学生を頼もしく感じながら、寂しさも少し感じています。どうぞこの基礎看護学実習Ⅱで患者さんから教えていただいたことを大切にし、さらに学んでほしいと願っています。（看護学部　篠崎）