9月30日15時から17時45分頃まで
環境コースの授業科目『農業・流通インターンシップ』の報告会が開催されました。
実際にインターンシップに参加した学生がその体験について報告する会です。
報告者15名の他,インターンシップに参加していない学生や,昨年インターンシップに参加した4年生など21名が参加しました。
また、報告会にはインターンシップを受け入れてくださった岡崎市環境部、及び環境テクシスの方々も大学にお越しくださいました。
インターンシップの参加数は以下の通りです。
・岡崎市環境部:2名
・有限会社環境テクシス:4名
・道の駅藤川:1名
・こだわり農場鈴木:3名
・小久井農場:5名
【学生の声】
・岡崎市環境部
「業務内容は思っていたよりも多岐にわたり、屋外での仕事の多くは外注されているものと思っていたが、現場に市役所の職員が直接出向く機会が実に多いことに驚いた。」
・有限会社環境テクシス
「廃棄物の有効利用を促進する会社として,事業内容が魅力的であった。」
「作業内容は,消費期限の切れた食品の個別包装の開封や,堆肥の切り返しを人力で行なうなど,単純な作業が多かったが,さまざまなことを感じた。」
「環境ベンチャーとして全国から注目されている企業であり,社長の着眼,工夫で成長を遂げてきたことが実感できた。」
「知識があれば,様々な場面で工夫ができるようになる,ということを身を持って理解できた。」
「多くの知識を得ることの大切さを実感した。」
・道の駅藤川
・こだわり農場鈴木
・小久井農場
「コミュニケーション(能力)の大切さを実感した」
「お客様と直接関わる機会があり、人とどのように関わるかを考えた。」
「多くの人数で仕事をこなしていく際の連携や情報共有の大切さについて学んだ。」
「ささいなことであっても連絡をする、曖昧なことや疑問点はすぐに質問をする、効率を考えて仕事の進め方の工夫をする、時間や体調の管理を心掛けるなどの重要性について学んだ。」
どれも言われてみれば当たり前のことですが、それを実感として、体で身を持って感じることができた、という言葉があちらこちらで聞かれたことは、インターンシップの実施の意義を示しているように思います。
実習として行なう作業も、仕事として行なう作業も、傍から見る分には大きな差がないと思いますが、その作業に仕事として真摯に向き合う経験をしたからこそ、当たり前のことを当たり前に行うということの理解に繋がったのではないでしょうか。