2021/04/19 環境科学科
2月28日に、岡崎市額田にある古民家で、「就職先は森の中?地域活性化と生物多様性の保全の関係を考える:GAIA(注1)ユース勉強会」が開催されました。里地里山の管理は、日本の農山村が抱える代表的な課題です。この課題の解決に向けては、その地域に住む方々だけでなく、多くの方々に現状について興味を持ってもらい、皆で参加していくことが必要です。そのような「関係人口」を増やすためにも、大学生たちユース世代の発想と発信力に期待が寄せられます。
この勉強会では、長野県池田町の地域振興に取り組む大学生主体プロジェクト「池田つむぐプロジェクト(注2)」の皆さんからの遠隔による活動紹介や、交流の場が設けられました。日本全国でユースが活躍していることを頼もしく感じます。
演者の小串先生(グリーンフロント研究所)、遠藤先生(株式会社トビムシ)からは、目標を持って取り組み、「やっている感」で終わらせないようにと、期待の込められたメッセージを贈られました。池田つむぐプロジェクトの皆さん、GAIAの皆さん、そして全国のユースの今後の活躍に期待しましょう!私達も関係人口として、活動の輪を広げていきましょう。
なお、写真撮影時のみ、皆は黙ってマスクを外し、撮影後はすぐにマスクを着用いたしました。対話時・討論時には全員マスクを着用しております。
(環境科学科 谷地)
注1:GAIAは、愛知県内の大学生が中心となって、県内の生物多様性活動を盛り上げ、活動を地域に広めていく活動団体です。
https://session-gaia6.webnode.jp
注2:池田つむぐプロジェクトは、長野県池田町で2018年度から大学生が地域の皆さん・行政の皆さんと共に地域の課題解決に取り組むプロジェクトです。
https://ikedatumugu.wixsite.com/home