2019/08/22 環境科学科
みなさんは「奇跡のひまわり」をご存知でしょうか。「奇跡のひまわり」とは、阪神淡路大震災時、「神戸の復興の花」として大切に育てられ、東日本大震災後に東北へそして復興を願う方たちの手により全国へ広がったひまわりです*。本学にも関西出身の教員、学生が在籍しております。今回、ご縁があって種をいただくことができ、環境クラブの学生が春から大切に本学岡崎キャンパスの中庭で育ててきました。以下は活動している学生の声です。
私たち環境クラブは5月初旬から奇跡のひまわりを育ててきました。私はこの震災については教科書で学びましたが、まだ生まれていなかったこともあり、どのような災害だったのかを深く考えたことがありませんでした。今回、この活動を通して阪神淡路大震災のみならず、日本の災害の歴史についても学び、考えることができました。災害の記憶を忘れないようにして、災害に備えていきたいです。現在、ひまわりには種子ができてきております。来年も、学内にひまわりが咲くことが期待できます。今後もこの活動を後輩へと引き継いでいきたいです。
種子ができれば、周囲の人に種子を渡し、その背景について話をすることができます。学内のみならず、地域の方々とも防災意識を高めるきっかけとなるように、今後も活動を応援していきたいと思います。
(環境科学科 教員)
*「奇跡のひまわり」の説明については、つくでスマイル推進協議会様のご紹介記事をお借りいたしました。
http://tsukude-smile.jp/2015/07/25/miracle_himawari/