人間環境大学

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日本海洋学会ブレークスルー研究会主催「船の上で海を学ぼう!2018」

環境科学科では,他大学や団体における実習等に,学生が参加することを推奨しております.

今年の夏に,標記実習に参加した環境科学科1年生の学生から,参加報告が届きました.

この実習(研修)は,「海洋学の入り口がとても狭く,少ない」実状を踏まえ,「全国の高校生,大学生に船上での生の海洋学を体験させてあげたい!」との想いから,クラウドファンディングを利用して,参加する生徒・学生の実習費や旅費の支援をして実施されたものです.

本プロジェクトのURL:https://academist-cf.com/projects/67

(環境科学科 藤井芳一)

以下,参加学生からの報告です.

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9月15日から17日の2泊3日。全国の高校生・大学生約30人、北海道から九州まで全国各地から、海が好き、船が好きという思いから文系・理系問わず高校1年生から大学4年生までと地理的にも好きな分野的にも年齢的にも様々な方面から函館の地に集まりました。また本研修は沢山の方々の支援により、参加費、食費、宿泊費、保険の全額無料、移動費の補助金もあるという中で行われました。

A,B,Cの三班に分かれて、それぞれ日別に講義や実習を受けました。

講義1 :「うみ・そら・「おしょろ」のいいつたえ〜世界一素敵な君の教室〜」

実習1 : 海洋物理学演習

「海の構造って知っている?プロが教える見たこともない海の中」

実習2 : 大気海洋相互作用観測実習

「海と空との間に~今日もアツーいキミがいる~」

講義2 :「水の惑星・奇跡のバランス・ハンパないって海洋学!!」

実習3 : 海洋機器演習+海洋化学分析学実習

「人がいけない深い海!!ヴァーチャルで水深2000m の深海調査」

ロープワーク演習もあり船員さんから直接教えていただきました。

ロープワークは、船舶を桟橋に固定したり、錨に結んだりなど、船舶の運用に欠かすことのできない技術です。

朝、昼、晩といただくご飯は温かくとっても美味しかったです。内容もボリュームも豪華なものばかりでした。

私は「海洋学をやりたい。乗船実習がしたい。」と思っていた時に、大学の先生にこの研修の事を教えていただき、これは参加するしかないと思い応募しました。小論文での選考があるため参加できるか不安でしたが、いざ参加できると分かった時は嬉しくて仕様がありませんでした。

参加を終えたとき、参加して本当に良かったと思いました。研究職に興味があり、本研修に海洋学を研究されているプロの方々が来られるという事で、少しでも研究内容について話を聞くことができたら、という期待をもって参加しました。講師は皆気さくな人達ばかりで、私の矢継ぎ早の質問にも丁寧に答えてくださり、期待以上でした。実習では普段研究員の方達が実施されている事と同じ実験を船上でさせてもらいました。学生の、しかも大学1年生のうちにこの経験を得られた事は本当に良かったと思います。今後の人生において大きな財産になると思います。

研修に参加している間は「こんな経験できない、こんな話聞けない」、そんな事の連続で、「もっと知りたい。もっと話を聞きたい。」という思いが常に心の中にありました。参加する前より海洋学に対しての興味・関心が何十倍、何百倍にも膨れ上がりました。海洋学は楽しく、面白く、興味の尽きない分野だと思わされました。短い時間の中で沢山の事を経験、吸収できた事は大変貴重な経験だった思います。

本研修に導いて下さった先生方、本研修を実現して下さった方々に本当に感謝しております。


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