先日、高速道路入り口でヒッチハイクをしている若者と遭遇しました。

これまで、ヒッチハイクをしている人を乗せたことはなかったのですが、なぜか車を停めて話を聞きたくなって・・・

私もこうした経験は初めてでしたが、彼も初めてのヒッチハイクにチャレンジしているところで、乗せてもらえたのは私が二人目とのことでした。

よくよく話を聞いてみると、横浜国立大学で環境情報を学ぶ学生さんで、就活のためにこちらに来ていて、夏に留学したいので節約しているとか。

短い道中でしたが、彼の専攻や卒業研究、就活状況などいろいろと話を聞くことができました。

彼は学部生ですが、本学教員にも横浜国立大学大学院出身者が多いので、余計に親近感が湧き、本学の横浜国立大学大学院で博士号取得した藤井芳一准教授、武田淳講師、谷地俊二講師、立脇隆文講師の研究内容などを彼に紹介しました。

また、私の専門である会計学・財務会計の基礎となる簿記学については、横浜国立大学は、その教育・研究において秀逸であり、横浜国立大学には、この大学に系譜として連綿と続く沼田簿記を教育研究されている先生方がいらっしゃることを彼にもお話することもでき、楽しいひとときを過ごすことができました。

大変好感のもてる好青年で、彼のこれからの卒業研究、就職活動の成功をお祈りしつつ、お別れしました。

こうしてがんばっている学生さんを見ると、本学学生も負けないようにがんばってもらわなくてはとあらためて感じました。私のゼミ生も、就職活動に多忙な時期となっていますが、これから卒業研究も本格化していくので、彼に負けぬようがんばってもらいたいと思っています。

（写真掲載は本人の承諾を得ておりますが、念のため一部加工処理いたしました。お顔をお見せできないのが残念なくらいのイケメン君でしたが（笑））

（環境科学科　磯貝）