人間環境大学

インフォメーション

【環境教育センター】実践型環境教育プログラムの提案事業(通称:人間環境大学ネイチャーダイバーズ)「あの生物を捕まえよう!」を実施しました。

9月30日(土),鉢地川にて,魚類,両生類,昆虫類などを調べるプログラムを実施しました。名鉄本宿駅から大学に来るまでの間にある川,鉢地川(はっちがわ)。毎日何気なく見ている川ですが,橋の上から川をのぞいても何がいるのかよくわかりません。鉢地川にはどんな生物がいるのでしょうか?

参加した学生は1年生から4年生まで計20名。そのほとんどが,川での魚とりを経験したことがありませんでした。調査開始前,初めての魚とりに最初は不安そうでしたが,たも網(魚とり用の網)を持ち,川に踏み出した瞬間,初めの不安が嘘だったかのように夢中になって網を振り,思い思いに生物を捕まえていました。

1.jpg

↑調査の様子

2.jpg

↑ザリガニと遊ぶ学生

約2時間のプログラムでしたが,あっという間に時間が流れ,みんなが捕かまえた生物がどっさり。魚が中心でしたが,中にはなんとイシガメも。オイカワ,カワムツ,カワヨシノボリ,タモロコ,ドジョウなど魚類だけで150匹以上捕ることができました。アメリカザリガニやヤゴの仲間,カエルの仲間も多く捕れました。名前と数を調べた後は,すべて放流しました。

3.jpg

↑ニホンイシガメ

4.jpg

↑オイカワ

5.jpg

↑カワムツ

プログラム終了後,学生の感想には,何気なく見ている川にも実は様々な生物が生息していること,同じ川の中でも魚の種類によって生息する環境が違うこと,小さな魚は群れを作って泳ぐこと,ザリガニがとても多かったことなどが書かれていました。実際の生物に触れることで,様々なことに気づくことができたようです。この実感を伴った生物感が,人と生き物の付き合い方を考える基礎になることでしょう。今後も,実際の生物に触れることで,本だけではわからない生物感を育ててほしいと思います。

環境科学科 立脇隆文

  • OPEN CAMPUS
  • 松山OC交通費補助・無料宿泊
  • 松山2学部 一人暮らしサポート
  • 資料請求
  • 資料請求
  • ONLINE OPEN CAMPUS
  • デジタルパンフレット
  • 臨地実習指導者講習会(大府)