2025/12/23 地域貢献室
2025年11月11日、人間環境大学看護学部 母性看護学・助産学分野の教員が、大府市立吉田小学校にて「いのちの授業」を実施しました。本取り組みは、地域の小学生に対していのちの大切さや人とのつながり、自他を尊重する心を育むことを目的とし、地域連携の一環として行われたものです。
当日は、5・6年生計115名の児童を対象に、受精卵0.1mmからはじまる「いのちの誕生の奇跡」をテーマに授業を行いました。胎児の発育や妊娠の経過をわかりやすく説明すると、子どもたちは真剣なまなざしで耳を傾けていました。
また、妊婦体験ジャケットを用いた妊婦体験や、新生児モデル人形を使った抱っこ体験も行い、子どもたちは実際に"いのちの重み"や"おなかの中で赤ちゃんを育てる大変さ"を体感することができました。
授業後の振り返りでは、「赤ちゃんって本当に小さい」「お母さんってすごいと思った」「自分のいのちも大事にしたい」という感想が多く寄せられ、いのちへの理解が深まった様子がうかがえました。
人間環境大学では今後も、地域の教育機関と連携しながら、子どもたちに"いのちの大切さ"を伝える出前授業や保健教育活動を積極的に展開していく予定です。